私たちは、創業以来脈々と受け継いだ「農家の皆様の立場に立ったサービス」をモットーに、“地域と農業を支える農機のドクター”として、より安心で安全な農業機械を通して、農家の皆様の生産環境と食糧供給に貢献していきたいと思っています。
代表取締役 瀬山文孝
当社は明治45年、日露戦争から帰った曾祖父である倉之助が当地でかじ屋を開いたのが始まりです。
当時、「瀬山の農具(鎌や鍬)」といえば、使いやすく切れ味抜群だとちょっと知られた名前だったようです。
その後、農業の近代化に伴い、自動縄ない機や脱穀機など農機具の製造に進出し、販売とアフターサービスに特化していきましが、かじ屋の時代から近隣農家をお得意様とし、家族のようなお付き合いをさせていただきながら共に歩んでまいりました。
永年、地域の農家さんと共に歩み、農家の経営規模から台所事情まで知る私たちは、農家さんを自分の家のことのように考えています。
インターネットでのお取引が増えてきて顔の見えないこともありますが、習慣でしょうか。中古未整備の現状渡しと指示があってもついつい心配で修理せずにはいられなくなってしまいます。
お客様の立場に立った考えかたは、どんなお取引形態になっても私たちの体に染みついているようです。
永年農家さんとお付き合いをさせていただいていますが、農家さんの作物を大切に育てている農家さんの生産に対する気持ちまではわかりません。
私たちは、もっと農家の方の気持ちに親身になれるように、自ら畑をお借りして農業にも取り組みはじめました。 農業に取り組んで初めてわかった苦労や生産・経営の難しさ。
試行錯誤の中で、苦労と喜びをスタッフと共に感じながら少しでも農家の皆さまに寄り添っていければと取り組んでいます。 ブロッコリー、タマネギ、キャベツ、じゃがいも、さつま芋、スイートコーン、大豆と様々な食材に挑戦しています。